ギャンブル

gyanburu

ギャンブルとは賭博行為全般を指す言葉である。
一般的にはふたり、またはそれ以上の人数で行うものであるが、中にはひとりで行うものも含まれている。
現金や品物など何らかを賭けて行うものであり、中毒性があることから、現在では法律によって規制・制限がなされているものである。

狭義のギャンブルとしてはこういった賭博行為のことを指すものであるが、広い意味で捉えればギャンブルの幅は大きく広がることになる。
ギャンブル要素を含んだ遊戯では、パチンコやパチスロが挙げられる。
これらはギャンブルではなく遊戯として認められているものであるが、その存在は比較的グレーな位置にあるものである。
また、先物取引や株の購入などにおいて、ハイリスクハイリターンなものについては、これもギャンブルに含まれることがある。
商店街や縁日などでの福引に関してもギャンブルといえるものであり、法律上では、勝負に負けたほうがご飯をおごる、というレベルのものであっても賭博にあたるものである。

公営ギャンブル

ギャンブルは賭博行為であり、法的には規制されているものであるが、国から認められているものも存在している。
それらは公営ギャンブルと呼ばれ、公営競技と公営くじに分かれるものである。

公営競技は競馬、競艇、競輪、オートレースの4種類があり、それぞれ各省庁が管理しているものである。
競馬は農林水産省、競艇は国土交通省、競輪とオートレースは経済産業省である。
かつての公営競技では、学生が投票券を購入あるいは譲受することは禁止されていたが、現在の法律では学生であっても20歳以上であれば購入や譲受が可能となっている。

公営くじは宝くじとスポーツ振興くじの2種類が行われている。
公営競技と同じく各省庁が管理しており、宝くじは総務省、スポーツ振興くじは文部科学省の管轄である。
宝くじは各都道府県知事や指定都市によって行われるものであるが、スポーツ振興くじは独立行政法人である日本スポーツ振興センターによって運営されているものである。
また、宝くじの場合はくじの購入や当せん金の受け取りに年齢制限がないのだが、スポーツ振興くじは19歳未満の購入または譲受を禁止している。

これらで得られた収益は公共事業などで使われるものであり、貴重な財源の一部である。

カジノ

kajino

カジノとは、ギャンブルを行う施設のひとつのことである。
日本では賭博行為が禁止されているため、カジノも違法とされているものであるが、世界的には数多く存在しているものである。
同じくカジノを禁止していたシンガポールでは、2005年に観光産業の復興を目的としてカジノを解禁している。
日本でもカジノ解禁の動きはあり、今後の動向次第ではカジノが設置される可能性も考えられる。

シンガポールの例のように、カジノは観光産業を後押しするための要因として大きな役割を担っているものである。
シンガポールの観光産業はGDPの5%前後であるが、カジノの収入もその観光産業に含まれる。
シンガポールにはカジノがふたつあるが、2012年の収入は合わせて約4,000億円にのぼり、これはシンガポールのGDPの1%ほどの数字である。
この結果を見てわかるように、カジノはシンガポール内での一大産業に成長しているのである。

どこの国でもこのような経済効果が見込めるというわけではないが、ラスベガスやマカオのように成功しているケースは多く見られるものである。
また、カジノを設置することで新たな雇用が創出できることもあり、こういった面でも期待がされている。